うつ、精神疾患の自己開示の重要性について考える。
飽きっぽい人は損をしている?
先日、研究時代の恩師と会食をしました。
過日のお礼をすることができて、本当に良かったです。
この様な席を設けてくれた友人には、
本当に感謝です。
また一つ回復して貢献したいという気持ちになりました。
最近久しぶりに再会した人を見て思うのは、やはりしっかりとした土台の上に成功は成り立つのだと思いました。
焦って色々手を出してしまいがちですが、
腰を落ち着けて取り組んでいくのが王道で、
みんなそうして来たのだと再確認しました。
続かない人はどうしたらいいのか?
三日坊主で空きっぽい人は、なにか一つやりきるまで我慢するか、
やりきれるボリュームを選びましょう。
これはうつからの回復にも通じます。
どんな簡単なことでもやり遂げること、成果を記録して成長を認めてあげることがすごい力となります。
自戒も込めて記しておきます。
回復とうつの開示の重要性
私は周囲にうつをクローズしてますので、なかなか歯切れが悪くなってしまうのがストレスなところです。
全てを開示できる環境は重要です。安心して復帰に取り組めるからです。
それまではあまりストレスになる環境に身を置かないことが回復に有効です。
これは実体験から学びました。
それでも隠したほうが良い時もあります。
クローズしたほうが都合がいい時もある
就職活動
障がい者枠で就職するなら別ですが、
一般就労を考えているなら、当然クローズにするべきです。
休職や退職によって経歴にブランクがある場合は、
説明するのに難儀すると思いますが、
前向きな理由を考えたり、何か始めてみるのもいいでしょう。
ブランクを上手く説明するには
- あきらめきれない目標にチャレンジしていた
- 起業にチャレンジしたが、力足りず方向転換した
- 転職に備えて勉強をしていた
このような理由があればブランクも必ずしもネガティブになりません。
私の周りでも、リストラされるので学校に通って身分を確保したという人もいます。
またフリーランスや起業したが食っていけずに、企業に参加するというのは昨今あるケースですし尖った経験であると言えます。
適当な理由を考えてみてください。
自分の知っている、得意なことなら考えるのに困らないでしょう。
オープンにして一般就労なんてできるのか?
ブランクについて勘違いをしている人がいます。
私もそうでしたが、休職や退職でブランクがある場合、
それを正直に説明したとしても大丈夫な場合もあります。
たしかにメンタル不調で休職となると、不採用になる企業もあるでしょう。
ですがそのような企業に入ってしまったら後で困る可能性があります。
企業で従業員の健康に配慮できない、していないから採用でスクリーニングしているのですから。
遠回りかもしれませんがそのほうが長続きする可能性はあります。
しかし基本的には言わない方が、就職の可能性は上がります。
就労を勝ち取る前向きなスタンスとは?
書類は重要です。まずそれで面接に進めるかが決まります。
そしてその内容をもとに面接が行われます。
書類選考と面接に共通するスタンスを考えてみました。
私はこれらをへて、面接通過や内定の確率が上がりました。
人のせいにしない
私も会社で納得いかないことがたくさんあり、結局うつになって脱落することになりました。
ですがそのことにとらわれていると前に進めません。
しかも志望企業には関係のないことです。
できること、できないことを明確にして未来のことを考えましょう。
貢献の視点
自己PRを書くことがあると思います。
これは志望先の求める経験やスキルに合致したエピソードを発掘しましょう。
まったっく関係ないことでも、このような経験は活かせるかもしれないと考えて、
志望先の仕事のイメージを描きましょう。直接たずねるのもいいでしょう。
経験が圧倒的に足りない人は、就労移行支援など社会との接点を増やしましょう。
資格などのスキルも評価されますが、人とのかかわりの中での貢献能力をPRしたいところです。
謙虚に、元気よく
うつから回復する途上の人は元気が出ないかもしれません。
しかし面接は普通の状況ではありません。
仕事だと思って、いつもの自分とは違う元気を見せましょう。
ありのままの自分では失礼です。相手は家族ではありませんからね。
過去に経歴が豊富な人はプライドもあるでしょう。
しかしこうなっているということは何か変化をしたいところです。
失敗や過ちを経て学んだことをアピールできると、
相手は客観的な人物であると高評価してくれるでしょう。
知らないことは出来ないことではない
未経験の仕事にチャレンジすることも当然あるとおもいます。
好きなことを仕事にできるわけではありません。
ですがやったことが無いことは、できないことを意味しません。
経済状況によっては、これまでの職種を継続できないかもしれません。
否、AIなどの登場で仕事は大きく変わり、今後はそのような状況は増えるでしょう。
ですからこの状況を楽しんだほうが良いと思います。
食わず嫌いで損をしてきた私はそう思います。